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トップページ > 外反母趾の治療 > 整形外科での治療

足の親指の根元に痛みを感じるようになり、「外反母趾」になっているかも…?と不安に思ったら、どこを受診すればいいのでしょうか?
一般的に受診すると良いとされているのは「整形外科」です。
「整形外科」ではさまざまな検査を行い、足の状態を確認した上で、その人にあった治療を進めていきます。
ここでは「外反母趾」の「整形外科での治療」について解説していきます。

「整形外科」での治療の流れ

「外反母趾」の治療はどの「整形外科」でも行えますが、もし近くに「外反母趾外来」などが特別にもうけられている場合には、そちらを受診すると良いでしょう。
「整形外科」を受診した場合の流れは以下のようになっています。

・レントゲンを撮影し、骨の現在の状態を確認します。
・問診と足指などの触診を行い、現在の「外反母趾」がどの程度進行しているか確認します。
・「外反母趾」の進行状況に応じて、保存療法での処置を行います。
・重度の「外反母趾」になっている場合には、「手術」についての説明があります。

「外反母趾」になっている場合、どの程度骨の「変形」が進行しているのか、あるいはそこまでに至っていないのか、まず知ることが第一です。
「変形」ほとんど見られない軽い「外反母趾」の場合には、保存療法でテーピングを行ったり、マッサージで症状の緩和を図る、などといった治療になるようです。
他にはアーチの矯正を促すためのアーチサポート(足底板)での改善も効果的です。
しかしかなり進行した「外反母趾」の場合には、これら保存療法では対処が難しいことから、根本的に「変形」を治療する必要性が出てきます。

「整形外科」での手術は?

保存療法では改善が見込めない「外反母趾」には100種類以上あるパターンから症状に合ったやり方での「手術」が必要になります。
その症状によって異なりますが、手術では全身麻酔、腰椎麻酔、局部麻酔などから適切なもので行います。
手術にかかる時間は、大体の場合2時間以内が多いようです。
基本的に「外反母趾」は「両足」とも症状があるものですので、両足の手術の場合は入院期間が長くなり、最大2ヶ月ほど入院することになるんだそう。
しかし症状にもよりますが昨今「日帰り手術」もできる場合がでてきています。
術後は半月ほど固定をして安静を保ちます。
次にアーチサポートをつけて歩行のリハビリを行っていきます。
しっかり歩けるようになるには約2ヶ月ほどかかるのが一般的です。