「外反母趾」になってしまう理由は先にも述べたとおり、「足の３つのアーチが崩れてしまう」ことから、「足に合わない靴」で変形させてしまうこと。
ですからこういったことを踏まえてあらかじめ「対策」をしておくことで、「外反母趾」にならないように、「外反母趾」になりかけたところで改善していくことができます。
ここでは「外反母趾の対策」について解説していきます。
「姿勢」「歩き方」を見直してみましょう。
実は「外反母趾」と「姿勢」「歩き方」とても密接な関係にあります。
単純に「足そのもの」「靴」だけが「外反母趾」に関係していると思っていらっしゃる方が多いものですが、まず姿勢が悪いと歩き方も悪くなり、「外反母趾の土壌を作ってしまっている」ことになるのです。
ですからいつも「姿勢」をチェックして「正しく歩けているか」ということをいつも考えておくだけでもとても効果的。
きれいな姿勢で正しく歩けていれば、「足指を使って歩行」することができるため、足指が鍛えられ、足のアーチをきれいに保つことができるのです。
「自分に合う靴」「インソールを活用」などでフォローしましょう。
次に足についてということで、やはり「靴」が重要な鍵となります。
足のアーチが正常な状態であれば、多少「ハイヒール」などを履くことがあっても誰もが「外反母趾」になることはありません。
ですからまずは足の状態を正常に保った上で、「自分に合った靴を履く」ということがポイントになります。
さらに靴によっては衝撃を感じやすいものがありますので、そういった靴には「インソール」を使って足に合うようにカスタマイズして、足への衝撃を緩和すると良いでしょう。
「足指を鍛えて」「足指のグッズ」で外反母趾を防ぎましょう。
足の指を動かす、という事は、よほど普段意識していないとやっていない人が多いのではないでしょうか。
ですから家で足を開放してやった後は、「足指じゃんけん」などで足の指をしっかりと動かしてあげましょう。
こういったことを毎日行っておくと、しっかりと足指が鍛えられるため、アーチを保つのに有効に働きます。
さらに「足指ソックス」などを使うこともとてもいいことです。
「足指ソックス」は指がおのおの開放された状態になりますので、「外反母趾」だけでなくさまざまな健康によい効果が期待できるものなのです。
