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トップページ > 外反母趾あれこれ > 子どもも外反母趾になる?

女性に圧倒的に多い「外反母趾」ですが、他にも男性や、小さな子どもにも起こる症状だということが最近は話題に上るようになりました。
女性が「外反母趾」になりやすいのはやはり「靴」が大いに関係しているのでしょうが、子どもが「ハイヒール」を履くことはありませんので、なぜ子どもまで「外反母趾」になってしまうのか不思議に思う人も多いでしょう。
ここでは「子ども」と「外反母趾」の関係性について解説していきます。

子どもの「足の異常」が増えている。

ある統計によると、子どもの足に異常が起きている、といったことが分かり、実は中学生の7%程度のお子さんが酷い「外反母趾」になっているということです。
しかも女子の役50%のお子さんが「外反母趾予備軍」だというから、小さなお子さんを持つ親御さんも心配なところではないでしょうか。

①最近の子どもは転びやすい?
以前の子どもたちは裸足で野原を駆け巡ったりなど、ごく自然に行動していましたが、今ではそういったことを行うことはまったくありません。
子どもの体力低下も叫ばれる昨今では、転びやすい、転んで受身が取れず歯を折ってしまうなど、以前では考えられないような体の対応能力の低さが良く見られるんだそう。
実はそういったことにも「外反母趾」の状態が関係しているといわれているのです。

②「外反母趾」の子どもがさまざまな「病気」に!
「外反母趾」と並んで足の異常である「指上げ足」という状態になっているお子さんが増えており、それらの症状がある場合に以下のような「病気」にもなっていることが多いのです。

・スポーツ障害
・自律神経失調症状
・ひきこもり
・うつ
・過食症や拒食症
・下痢や便秘
・登校拒否
・頭痛や肩こり、めまい
・側弯病

足裏というものは体の1%程度の広さで、ここで体を支えているため、この場所が異常な状態になることで、体のさまざまなバランスを崩し、病気を引き起こす原因にさえなるのです。
さらにお子さんの「外反母趾」の場合、骨などに関係した病気が潜んでいることもありますので、異常に気がついた段階で詳しく調べておくことが重要です。

予防対策は?

子どもの「外反母趾」の場合もとても有効なのは「足指じゃんけん」など足指を鍛えておくことです。
毎日お風呂上りなどに、親子で足指じゃんけんを行っておくと楽しみながら対策できるのではないでしょうか。